SMBCモビットのイメージ画像

タイトルのとおり、SMBCモビットは総量規制以上の借り入れができません。

しかし、モビットのような大手消費者金融の中には、総量規制の対象でありながら、例外として総量規制以上の融資をおこなっている場合があります。

SMBCモビット以外の大手消費者金融なら、総量規制以上の借り入れが可能ということです。

では、SMBCモビット以外を選択するなら、どこのカードローン会社が良いのでしょうか。

この記事では、SMBCモビットの総量規制に関する情報から、別の選択肢までを紹介しています。

SMBCモビットは総量規制以上の借り入れができない!?問い合わせてみた

SMBCモビットは総量規制以上を借りれない!

SMBCモビットの公式サイトをみると、総量規制に関する情報が一切ありません。

唯一、発見できたのが、次のような限度額についての記載です。

・いくらまで借入できますか?

利用限度額は、利用状況に応じて最高800万円までとなります。

これでは、総量規制以上を借りられるかどうか判断できず、大変曖昧です。

明確な回答が分からなかったので、実際にオペレーターへ問い合わせてみました。

実際にSMBCモビットへ問い合わせてみた

管理人管理人

SMBCモビットって、年収の3分の1以上を借りれますか。

モビットモビット

モビットは、総量規制の範囲内での貸付けになります。総量規制を超えた融資はおこなっていません。

管理人管理人

総量規制の例外貸付けも、おこなっていませんか。

モビットモビット

例外貸付けですか!?

申し訳ありませんが、モビットではそのような貸付けをおこなっていません。

会話の内容から分かるように、SMBCモビットでは法規制を超えた貸付けをおこなっていないことが明らかです。

問い合わせたときも、「総量規制まで!」の一点張りで、強めの口調でした。

念のために、もう一度別の方に問い合わせてみましたが、その方もやはり同じ回答でした。

SMBCモビットで総量規制を超過した借り入れは、絶対的に不可能といえるでしょう。

後述で詳しい説明がありますが、既に総量規制をオーバーした借り入れがあると、審査落ちになりますので申込みをしないように注意する必要があります。

SMBCモビットでは総量規制の例外貸付けも不可

SMBCモビットでは、総量規制における例外貸付にも対応してもらえません。

しかし他の消費者金融では、総量規制の例外貸付けによって年収の3分の1以上を借りられることがあります。

簡単にいうと、借り換え目的であれば、年収3分の1以上の融資が受けられるというものです。

代表的な商品として「アイフル」が挙げられます。

アイフルは、通常のキャッシングの場合、年収の3分の1までの貸付けになります。

しかし借り換え目的の場合のみ、総量規制以上の借り入れが可能になります。

これを、アイフルでは別名「貸金業法に基づく計画返済支援おまとめローン(おまとめMAX・借り換えMAX)」と呼んでいます。

SMBCモビットでは不可能でしたが、その他の大手消費者金融であれば総量規制の例外貸付けが可能です。

総量規制以上を借りれる?

SMBCモビット以外の消費者金融では、総量規制を超えた借り入れが可能な商品を展開しています。

アコム 「貸金業法に基づく借り換え専用ローン」により可能
プロミス 「貸金業法に基づくおまとめローン」により可能
アイフル 「おまとめMAX・借り換えMAX」により可能
SMBCモビット 例外貸付けによる総量規制以上は不可

金融会社によって呼び方は異なりますが、いずれも総量規制以上の借り入れができることに変わりありません。

SMBCモビットのみ唯一、総量規制を超えた貸付けをしていないことが分かります。

総量規制を超えた借り入れを希望するのなら、アイフルやプロミスといった他の消費者金融を選んだほうが良いでしょう。

要注意!SMBCモビットは限度額を超過すると審査に落ちる

モビットカードのイメージ画像

SMBCモビットの公式サイト上では、限度額800万円の借り入れが可能といっています。

しかし、モビットのような消費者金融は、例外貸付けのような特別なルールを適用しない限り、法律上の年収3分の1までの借り入れになります。

先ほどでも説明があるように、SMBCモビットは総量規制を超過した貸付けをしていませんので、申込みをしても審査に落ちてしまいます。

ようするに、SMBCモビットの限度額のボーダーラインは、年収の3分の1までになります。

既に銀行カードローンなどで総量規制以上を借りている場合は、SMBCモビットへの申込みを諦めたほうがいいでしょう。

SMBCモビットの限度額によるセーフティーライン

年収 借入残高 申込み
150万円 50万円未満 ◯可能
50万円以上 ×不可
200万円 66万円未満 ◯可能
66万円以上 ×不可
300万円 100万円未満 ◯可能
100万円以上 ×不可
400万円 133万円未満 ◯可能
133万円以上 ×不可
500万円 166万円未満 ◯可能
166万円以上 ×不可

※年収に税金は含まれます。

総量規制を超過しているにも関わらず、SMBCモビットで申込みをした場合は、残念ながら仮審査の時点で審査落ちとなってしまいます。

恐らく、申込みから30分程度で、メールによってあっけなく審査落ちが伝えられることでしょう。

総量規制以上の借り入れがあって、SMBCモビットを利用したいのなら、総量規制内まで返済を重ねる必要があります。

しかし、「そんなに待てない!」という人も多いはずです。

特別にSMBCモビットを利用したいわけではなければ、アコムのような総量規制を超えた貸付けをおこなっているカードローンを選択されてはいかがでしょうか。

他の消費者金融で総量規制以上を借りるなら?SMBCモビット以外の選択肢

上述で説明をした「アコム」「プロミス」「アイフル」の3社であれば、総量規制を超えた借り入れがあっても新たに融資を受けられます。

モビットと同じ、SMBCコンシューマーファイナンスの傘下に入っている「プロミス」。

あるいは、ライバル関係にある三菱UFJフィナンシャル・グループに属する「アコム」か。

それとも銀行傘下に入らず、独立独歩を進んでいる「アイフル」か。

いずれも甲乙つけがたいので、純粋に審査通過率が高いカードローンはどこなのか比較をしてみました。

各社の審査通過率は、IR情報(月次データ)を調べることで分かります。

アコム 審査通過率44.8%
プロミス 審査通過率46.4%
アイフル 審査通過率46.36%

※2018年10月中旬調べ

最有力候補は同傘下のプロミス?

偶然にも3社のうち、現時点で、新規成約率が最も高いのは同傘下の「プロミス」でした。

いずれも僅差になりますし、月ごとによって通過率が変わってくることがあります。

プロミスだけに固執しないで、何となくという理由からアコムやアイフルを選択するのも有りです。

この3社であれば、総量規制を超えた借り入れをするのにどれを選択しても間違いありません。

アイフルの貸付条件

商号 アイフル株式会社
登録番号 近畿財務局長(14)第00218号
貸付利率 3.0%~18.0%(実質年率)
遅延損害金 20.0%(実質年率)
契約限度額または貸付金額 800万円以内(要審査)
返済方式 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
返済期間・回数 借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
担保・連帯保証人 不要